(焼そば その12)○ 「沖縄風 島焼そば」(エースコック)沖縄で広く使われているというヒハツという香辛料を採用した沖縄風のカップ焼そばとして島焼そばの登場です。 沖縄の炒め物といえばゴーヤチャンプルーくらいしか知らない者にとってみればとても興味深い焼そばです。これを食べて南国の気分を感じることができるのか。 お湯を入れて2分、しっかりと湯切りをした後に調味タレをかけてよくかき混ぜ、最後にスパイスをかけたら完成。スパイスと鰹の混ざったとても良い香りがしました。 早速、麺を一口いただきます。ピリリとした辛さを楽しむことが出来るとともに、塩と油の絶妙な加減もなかなかのものとなっており、鰹の甘さも味わえます。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、細くてもしっかりとした芯が残っているので最後の一本まで美味しくいただくことができますね。 具は豚肉、キャベツ、ニンジン、タマゴ、長ネギの5種類。シャキシャキとしたキャベツとフワフワとしたタマゴの甘さが味のバランスを取ってくれるといった感じです。 絶妙な味わいを楽しめるたれとコシのあるめんのコラボが心地良いと思える一品。正直、どの辺が沖縄なのかよく解りませんでしたが、間違いなく美味しかったです。 ○ 「俺の塩 うまみ塩焼そば たらこ味」(マルちゃん) 赤穂の塩を使って塩のうまみを楽しませてくれる「俺の塩 うまみ塩焼そば」シリーズからたらこ味が登場しました。 塩焼そばはコシのある細麺が旨い!たらこ味のソースときざみのりが絶妙!といったことがパッケージに書いてありました。たしかに相性が良さそうな気がします。 お湯を入れて1分、しっかりと湯切りをしてから蓋を剥がし、特製油を入れて麺をよくほぐしてから粉末ソースをかけてよくかき混ぜ、きざみのりをかければ完成です。 海苔とたらこの混ざったとても良い香りがした麺を、早速一口いただきます。たらこの風味が口の中に広がって絶妙な塩味を楽しむことが出来ますね。 麺そのものも細麺のちぢれ麺となっているため、とても食べやすくなっており、なんといっても麺のコシがしっかりしているので最後の一口まで美味しいです。 具はきざみのりのみ。麺とソースの味わいを楽しむということで余計な具は必要ありません。というか、このソースにはきざみのり以外の具は合わないと思います。 塩味の美味しさにたらこと海苔の風味をプラスした塩焼そばの進化系ともいえる一品。美味しさもさることながら1分という戻し時間も嬉しいです。 ○ 「ツナマヨネーズ 焼そば」(エースコック) おにぎりの具として絶大な人気を誇るツナマヨネーズなのですが、ついに焼そばの具としても採用されカップ焼そばとして登場しました。 ソース焼そばが美味しいのは当たり前、そして、ツナマヨネーズが美味しいのも当たり前。二つの当たり前がくっつくとどのくらい美味しくなるのか楽しみですね。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをした後に蓋をはがしてソースを麺に良く絡ませます。そして、レトルト具材を載せてマヨネーズをかければ完成です。 早速、麺を一口いただきます。マヨネーズとソースとツナとカラシのコラボはここまで美味しいのかといった感じの味わいなので、正直、癖になりそうです。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、麺の弾力もしっかりとしているので、最後の一口まで美味しくいただけるといった感じです。 具はツナのみとなっていますが、レトルト具材なのでまさに本物の味わいを楽しむことが出来ます。このままおにぎりに使いたくなるくらいの味わいです。 予想を裏切ることのない美味しさというのはまさにこのような美味しさと感じることができる一品。ロングセラーとなって何時でも食べることができれば良いですね。 ○ 「富士宮 やきそば うるおいてい」(十勝新津製麺) B級グルメの王者である富士宮やきそば。その王者が十勝新津製麺からカップ焼そばとして登場したのですが、今回は「うるおいてい」です。 通常、地域の味を再現する時は店を一つに絞ることが多いのですが、次から次へと出てきそうな予感。同じ時期に複数の店の焼そばの味比べをしてみたいものです。 お湯を入れて4分、しっかりと湯切りをした後に蓋を全て剥がしたら、特製ソースとレトルトの具を麺にかけてよくかき混ぜます。最後に薬味を載せれば完成です。 早速、麺を一口いただきます。いわしの削り粉と甘酸っぱいソース、そして青のりの混ざった何とも言えないくらいの美味しさとなっていますね。 麺そのものは氷結乾燥ノンフライ麺ということで、コシの方がしっかりとしています。また、ソースがよく絡んでくれるのでとても美味しくいただくことができます。 具は肉、キャベツ、紅ショウガの3種類。特に肉はレトルト具材ということでまさに本物らしい味わいとなっています。キャベツのシャキシャキ感も最高です。 麺にソースに具材のどれを取ってもまさに王者の味わいといっても過言ではない一品。既にカップ焼そばの域を超えていると言って間違いないと思います。 ○ 「UFO DX 香味野菜入り デラックスソース」(日清) 日清のカップ焼そばとしてお馴染みとなっているUFOのDXからソースに一工夫加えた香味野菜入りデラックスソースの登場です。 以前からお馴染みとなっている香味野菜入りデラックスソースなのですが、今回のバージョンはかきこめ青春!キャンペーン実施に伴うものとなっています。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをした後に液体スープを入れてよくかき混ぜてからふりかけをかけたら完成。ソースのとても良い香りが漂ってきました。 早速、麺を一口いただきます。酸味のあるソースに入っているつぶつぶとした香味野菜のアクセントがなかなか良い感じとなっており、青のりの風味も心地良いです。 麺そのものもベタ付くことなくすんなりといただけるようなものとなっており、柔らかさもちょうど良いので最後の一本まで美味しくいただくことができます。 具は肉、キャベツの2種類。噛めば噛むほど味わいが良くなるような肉とシャキシャキとして甘いキャベツはソースにピッタリといった感じです。 風味の良さと味わいの良さを同時に楽しむことができるソースが魅力的な一品。普通のソースより格上の味わいはまさにデラックスといったところでしょう。 ○ 「黒い豚カレー焼そば」(マルちゃん) ダシが効いていてコクのあるカレーうどんとしてお馴染みの黒い豚カレーうどんが焼そばとなって登場しました。 みんなが大好きまろやかソースのカレー味。パッケージに書いてあることはまさにそのとおり。カレー味という最強の味わいと焼きそばのコラボが楽しめそうです。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをした後に蓋を全部剥がして液体ソースと粉末ソースを入れてよくかき混ぜれば完成。とても良い香りが漂ってきました。 早速、麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間にカレーの風味と程良いスパイスが拡がってくるといった感じで辛さ的にもちょうど良いといったところです。 また、やや細めの麺となっていてちぢれているのでソースとの絡みもとても良いですね。硬さもそんなに柔らかくなっていないので心地よくいただけます。 具は豚肉、ニンジンの2種類。特に豚肉は噛めば噛むほど味わいが出てくるといった感じで量的にも満足するくらい入っていますね。 黒い豚カレーシリーズのDNAをしっかりと受け継いだ味わい深いカレー焼そばとなっている一品。そんなに辛くないので多くの人に指示されることと思います。 ○ 「スパイシー オタフクソース仕上げ ソース焼そば大盛」(サンヨー食品) 焼そばやお好み焼きの美味しいソースとしてお馴染みのオタフクソースで仕上げたカップ焼そばの登場です。 極太麺と、濃厚ソースにスパイスのキレが絶妙の食べごたえ。といったことがパッケージに書いてありました。いつもの味わいではなくスパイス入りとは楽しみです。 お湯を入れて5分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、ソースをまんべんなく麺に絡むように入れてよくかき混ぜ、特製ふりかけをかければ完成です。 早速、甘酸っぱい香りがするソースがしっかりと絡まっている麺を一口いただくとソースの味わいが口に拡がってくるような感じとピリッとした辛さも楽しめます。 また、太くてちぢれている麺はコシの方がしっかりとしていて食べごたえもなかなかなものとなっており、お腹の満足度もかなりのものですね。 具は挽肉、キャベツの2種類となっていますが、ふりかけもあるので2種類とは感じさせません。また量的にも麺ととてもバランスが良いのでいつまでも美味しいです。 麺の太さとソースのキレの良さがとても印象的な一品。焼そばをガツンと食べたくなったら、このカップ焼そばを食べると満足することでしょう。 ○ 「スーパーカップ ドライカレー 大盛り焼そば」(エースコック) 美味しくてお腹も満足するということで大人気のスーパーカップ。そのスーパーカップからドライカレー大盛り焼そばの登場です。 人気料理として常に上位に君臨しているのがカレーと焼きそば。これらが一緒になるという夢のカップ焼そばといってもいいでしょう。一刻も早くいただきたいものです。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を剥がして焼そばソースをいれてよく麺と絡ませます。最後にスパイスを振りかけたら完成です。 早速、麺を一口いただきます。カレーの風味とスパイスが絶妙に合わさったような味わいとなっており、辛さも心地良いといった感じでメチャウマのレベルの味わいです。 麺そのものはノーマルタイプとなっていますが、このタイプとしてはコシの方がしっかりとしており、ボリュームも腹ぺこ時に満足するくらいのものとなっています。 具は挽肉、キャベツ、赤ピーマンの3種類。挽肉は小さいのですがしっかりと存在感を示しており、キャベツはカレーの辛さにピッタリの甘さとなっています。 本格的なカレーの風味と程良い辛さが絶妙な美味しさとなっている一品。辛さに偏ることなく風味に偏ることなく程良い美味しさに仕上げたのは見事ですね。 ○ 「博多風 とんこつ焼そば」(エースコック) 我が国で屈指のご当地ラーメンの一つである博多の豚骨ラーメン。そのラーメンの味わいが焼そばとなってさらにカップ麺として登場しました。 博多の屋台で焼ラーメン的なものが食べられているのをテレビで見たことがありますが、味的にはそのような感じだと想像しますが、実際はどうなのか楽しみです。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を剥がした後に調味たれを麺に満遍なくかけてよく味を染み渡らせるようにしたら完成です。 早速、麺を一口いただきます。スープが無いのにスープを味わっているような感じがするとともに、豚骨の風味もしっかりと楽しむことができます。 麺そのものは豚骨ラーメンと同様に細麺となっているためすすりやすいとともに、コシの方もしっかりとしているので最後の1本まで美味しくいただけますね。 具は挽肉、キャベツ、キクラゲ、紅ショウガ、ゴマ、長ネギの6種類。ラーメンとほぼ変わらないラインナップとなっており、どれもこれも欠かせない存在です。 スープがあっても無くても博多の豚骨をしっかりと楽しめるような一品。ボリューム感もなかなかのものとなっていますので必ず満足することと思います。 ○ 「豚カルビ 塩焼そば」(日清) 北海道では豚肉で焼き肉をするのは当たり前となっており、その中でも豚カルビは最高の一品。その豚カルビと塩焼そばが合わさってカップ焼そばとして登場です。 豚の旨みの効いたピリ辛塩ソースが旨い!といったことがパッケージに書いてありました。ビールに合いそうな雰囲気が漂っていますが、はたしてその味は。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをした後に蓋を全部剥がして液体ソースを入れて麺によく味を染みこませれば完成。塩ダレのとても良い香りが漂ってきました。 早速、麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間にピリリとした辛さとともに豚の旨みというのが口の中に拡がってくるといった感じで塩加減もちょうど良いですね。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかさもごく普通のタイプとなっていますが、スープがしっかりと染み渡っているので美味しいです。 具は豚肉、ニンジン、キャベツ、チンゲンサイの4種類となっており、中でも豚肉の味わいはまさに豚カルビとなっているのでとても美味しくいただくことができます。 ピリリとした辛さが大人の味わいを感じさせるとともに豚肉の旨みを思いっきり楽しめるような一品。結構好きな味なのでもう少し量が多くても良いのかなと思いました。 |